脳性麻痺、PVL等にも!足が硬い子のストレッチ紹介

忙しかったり子供が拒否したりして思うようにリハビリができない時ってありますよね。

しょうがないか~と思ってほったらかしにしてたら、知らない間に足が硬くなってしまうことも。。。

 

実は今回やっちゃいましたので記事にしておこうと思います(^^;

●お子様の足の硬さが気になるパパママ
●お子様のリハビリ停滞中であんまりできてない方

あまりに拒否されるのでリハビリせずに過ごしていたら…

現在リハビリ拒否中のあくちゃん。

あまりにもリハビリを嫌がって泣くので、PTさんから本人が嫌がることは少なめにと言う指示が出てしまいました。

なので、しんどい筋トレは少しお休みして、負荷少なめの運動を中心に行っています。

あくママ
ママの方は何もしてないことに焦りも感じますが、ここは我慢…!

今まではつかまり立ちや、椅子からの立ち上がりなどを毎日コンスタントにさせていたのですが、ここ1~2週間はほとんどズリバイしながらの運動ばかり。

ズリバイしながら坂や段差を上らせたり、手すりを持たせてお座りさせたり、そんな感じです。

そういえば足を真っすぐ伸ばす運動が少なくなったな~とは思っていたのですが…。

元々自力でつかまり立ちができるわけじゃないので、1日数回私が立たせる程度の運動では何も変わらないと思っていたんです。

ところが、久しぶりにあくちゃんをつかまり立ちさせてみたら、なぜか膝がめっちゃ曲がったまま立ってる!

明らかに今までのつかまり立ちとは姿勢が違う。。。

リハビリが減ったのに何も対策を取らずにいたら、あまり使わなくなった膝裏が硬くなってしまったようです(泣)

屈曲タイプと伸展タイプ?あくちゃんはどっちだろう…

脳性麻痺の診断をされていた時PTさんに聞いたのですが、子供によって手や足が屈曲優位のタイプと伸展優位のタイプがいるようで。

脳室周囲白質軟化症(PVL)の子とかは、筋緊張が入ると脚がピーンとなるというので、伸展タイプなのかな?

あまりに下肢のツッパリがひどいと股関節が脱臼してしまったりって言いますよね。


ちなみにあくちゃんは、屈曲タイプだそうです。

ズリバイしているときなど、足が真っすぐになる瞬間もあるんですが、基本的には膝が曲がってることが多いです。特に右足。

こんな風にゴロゴロしてるときは普通に伸びてますけどね。

でも、立ったり、足に体重が乗るような経験がないせいで、筋は伸びてないような気がします。

大人がスポーツする前とかにストレッチして膝裏の筋を伸ばすような運動はあくちゃんが自発的に行える運動ではできないんですよね。。。

気づけば膝裏が硬くなっちゃって、その状態で久しぶりにつかまり立ちさせたから膝が曲がったままになっちゃったみたいです。

膝裏を伸ばすストレッチ!ちょっとずつでも毎日やろう

しまった~!と思い、数日前からストレッチタイムを増やしています。

あくママ
最初ストレッチした時は硬くてびっくりしました

どんなストレッチかって言うと、めっちゃ単純なんですが…。

仰向けに寝たあくちゃんの片足を真上にあげて、足首と膝をつかんで膝裏の筋を伸ばさせるイメージでグッ、グッっと押します。

あくちゃん
うわぁ…わかりづらい(^^;

確かに、めっちゃわかりづらいですね、すいません!

たいしたことはしてないんですが、こんなイメージです↓

 

お風呂上りとか多少ほぐれててやりやすいです。

1回の持続時間(筋を伸ばす時間)を長くするよりマッサージ自体の回数を多くする方が効果的だそう。


だいぶ膝裏の筋が伸びるようになってきたなと思ったら、体重をかけてあくちゃんの足を少し顔の方向に倒すように押します。

多分あくちゃん的にはしんどいと思うけどストレッチ的には効果あるようです。

リハビリ停滞期で何もできないときはストレッチしよう

何らかの理由でリハビリが思うようにできないときはストレッチを頑張るのが良いと思います。

何もしないよりはメンタル的に良いし(笑)


今回はあくちゃんに合わせて膝裏のストレッチのみ紹介しましたが、足首が硬い子は足首を回したり曲げ伸ばししたりするのも良いそうです。

毎日のことなので、うっかり忘れることも多々ありますが、雨の日とか、ぼーっとテレビ見てるときとかぜひやってみてくださいね(^^)/

 

 

>ソトス症候群

ソトス症候群

ソトス症候群は1~2万人に1人という発生率の遺伝子疾患で難病指定されています。 特異的な顔貌、発達の遅れ、知的障害が特徴で合併症もありますがどんな症状を持っているかは人それぞれ。身近で情報交換をすることが難しい障がいであるからこそ、全国のソトスちゃんの役に立つサイトになることを願っています。

CTR IMG