うちの子はもうすぐ2歳になるのですが、赤ちゃんと一緒なので赤ちゃんとしてのお金しかまだかかりません。
でも将来の不安の中にお金のことって結構な割合でありませんか(^^;?
うちはごく普通のサラリーマン家庭だし、私がフリーランスでちょこちょこ扶養内程度の収入があるくらいなので、あんまり…いや全く裕福ではなく(笑)
色々気になったのでこの本を読んでみました。
●障害児家庭のお金事情が気になる
障害児はお金がかかる?小さいうちはリハビリとか装具とかにお金がかかる
さて、あくまでうちの場合ですが、あくちゃん関係でお金がかかることと言えば、今のところは以下がメインかな?
●リハビリ・病院への交通費:5000円くらい
●通院費:600円くらい
●保育園代:2~3万円
●服飾費:3000円
●おむつ代:2500円
小学校~高校でかかるお金は?体が大きくなってくることでかかるお金
こちらもあくまであくちゃんの場合なんですけど。。。
小学校~高校まで地域の学校の支援級に行くにしても、特別支援学校に行くにしても、公立なので教育費は健常の子供とそう変わらないと思います。
リハビリとか装具代とかは引き続きかかるだろうけど。
でも習い事とかしないので、娘がピアノや塾に行く月謝の代わりと思えばそこもそんなに負担じゃないかな?
自閉症のお子さんとかで療育も兼ねて発達障害児専門の塾や教育機関を利用するとかなら結構お金かかりそうだけど、あくちゃんはそういうのは今のところ予定なしです。
しかし、あくちゃんの場合、肢体不自由で歩けない可能性もあるので、そうなると家の補修や車の買い替えなんかが起こってくる可能性はあるかなぁ。
今は体が小さいのでなんとでもなってるけど、大きくなってくると不便も出てきそうです。
この辺りは身体所外者手帳で補助が出たりもあったと思うので(等級に寄りますが)、しっかり勉強しておこうと思います(*^^*)
障害がある子が大人になった時のお金事情:障害基礎年金はいくらもらえる?
あくちゃんがまだ2歳と言うこともあり、大人になった後のことなんて全然考えてなかったんですが、今回読んだ本で少しだけ知識が増えました。
まず、障害のある人が20歳を超えてもらえるお金に障害基礎年金と言うものがあります。
もちろん受給できるかどうかは障害の程度に寄ります。でも、あくちゃんは対象になる可能性が高いかな?
ちなみに受給するためには障害の程度の他にも所得制限などの条件があって、それがすべてクリアされた状態じゃないと受給できません。
しかしあくちゃんのように生まれつきに障害がある場合で、障害がある程度重かったら受給資格がありそうです。
さて、どの程度の障害だったら受給資格があるのでしょうか?等級は以下の通り↓
1級:他人の介助を受けなければほとんど自分の用を済ますことができない状態
2級:必ずしも他人の助けを必要としないが、日常生活がとても困難で、労働により収入を得ることができない状態
こんな感じで1級は年額97万5000円くらい、2級は78万円くらいだそう。
2016年のデータですが、この金額はたびたび改定されるそうです。
障害者の収入って少なくない?これでどんな生活ができるの?
すいません、勉強したてで色々とざっくりですが、、、本を読んで障害基礎年についてわかりましたが、正直少なくない?って思いました(^^;
だって、例えばあくちゃんが2級で受給するとしたら月6万5000円…アルバイトくらいなんだけど…。
この障害年金、一応働いていても受給することはできるそう。もちろん所得制限があるので健常者並みに働いて稼いでいたら受給できませんが、2級くらいの方なら簡単な仕事くらいはしてるかもしれませんよね。
しかし障害者が一般企業で就職できない場合に就労する就労支援事業で働く場合、その賃金もまた少ないのです。雇用契約を結ぶA型で月平均6万8000円、雇用契約なしのB型で1万4000円くらいらしい。あくまで平均ですが。
つまりあくちゃんが障害年金2級を受給したとして、B型での事業所で就労するとなると月の収入は8万円くらい?
じゃあ健常の子のように一人暮らしたり好きに買い物したりはできないのね~なんて思いましたが、そもそも一人暮らしや一人でショッピングができるんだったら障害としても軽いだろうし、そうなると企業に就職してる可能性もあるんですもんね。だとしたら年金も受給してないし…。
障害の程度によって支援内容や収入を得る方法、生活スタイルだって全然違うってことですね。
なんにせよ労働力の乏しい障害者にとって障害基礎年金の存在はめちゃくちゃありがたいって言うのは間違いなさそうです。
地域によっては独自の障害者支援策があったりするので、一度住んでいる地域の障害者に関する助成など調べてみるといいですね♪
大人になった障害者の生活:支援施設やグループホームなど
この本で何度も書いてあることが、「とにかく住むところを確保すること」
住むところがしっかり定まっていたら親がいなくなった後でもひとまず安心のようです。
結論:障害児者のお金事情、案外なんとかなるみたいよ
この本の締めでも、「お金のことはなんとかなる!」とのことでしたが、確かに何とかなるようです。
とりあえず今言えることは、障害児だからって想像を絶するような莫大なお金がかかるわけじゃないってことですね。
私も友達から時々「障害があるとめちゃくちゃお金かかるんじゃない?」と聞かれますが、あくまでうちの場合はそうでもなさそうです。特に子供のうちは。
もしかしたら将来的にも、娘が大学行くよりかからないかもしれませんね。
しかし、20歳くらいになったら自然と独り立ちしてく子供と違い、障害者の自立はやはり親や協力者の助けが必要です。何十年も少しは食費や服飾代である程度のお金がかかるのかもしれません。
でも、子供が引きこもりになったりニートだったりする場合もありますしね(笑)
ずっと子供にかかわれるわ~♡くらいの感じで思っておく方が明るいかもですね(*^^*)
今回の記事は私が本を読んで勉強したばっかりの内容で、ちょっと違うぞってこともあるかもしれないので、そういう前提で受け止めてもらえると助かります。
さて、まだまだ無知なこの分野、私も勉強がんばるぞ~(^^)/