特別児童扶養手当の申請しました?手帳未取得でも医師の診断書で申請できますよ~

特別児童扶養手当って知ってますか?

身体や精神に中程度以上の障害があることもを養育している保護者に支給される手当です。

手当の受給額は2段階あり、

より重度な1級で月51,700円、2級で34,430円となっています。4ヶ月に1度所定の口座に振り込まれることになっています。

あくママ

所得制限があるので、詳しくは役所に聞きに行ってくださいね。

今月あくちゃんが1歳半になるということで、特別児童扶養手当を申請してみることにしたので、ちょっと詳しくレポートしますね。

●特別児童扶養手当の申請を考えてる方

まずは役所に行って資料請求、福祉課に行って話を聞きましょう

特別児童扶養手当は中等度以上の障害がある子が対象になっているので、誰でももらえるわけではありません。

県に認定されて証書をもらえた子供の親だけが支給されるんですよね。

で、どんな子が認定されるかと言うと、障害の種類は幅広く

  • 知的障害
  • 精神障害
  • 視力/聴力障害
  • 平衡機能障害
  • 咀嚼機能障害
  • 言語障害
  • 肢体不自由
  • 内部疾患
  • 排泄障害

など、さまざまです。

どの障害であっても基本的には医師の診断書が必要になりますが、身体障害者手帳1~3級(一部4級)または療育手帳のA判定を持っている場合は診断書が必要ありません。(例外として内部疾患の場合は要診断書)

あくちゃんは身体障害者手帳、療育手帳ともに未取得なので、今回医師に診断書を作成してもらいました。

特別児童扶養手当の申請を考えている方は、市町村で詳しい冊子などがあるはずなので、役所に行ってもらってくださいね。

申請のための書類一式は役所の福祉課でもらえます(^^)

肢体不自由もあるけれど、知的障害で申請することに

特別児童扶養手当は障害によって申請書類が違うので、何の障害で申請するのか決める必要があります。

あくちゃんの場合はソトス症候群が基礎疾患なので、知的障害で申請することにしました。

実は、ソトス症候群と診断される前、脳性麻痺の診断だった時に肢体不自由で申請をしようとしたことがあったのですが、まだ1歳前くらいの時だったので、手足の障害がどの程度かわからないと言うことで、もうちょっとしてから申請してくださいと役所の職員に言われたことがあります。

今回は正式にソトス症候群と診断されたので、知的障害でリベンジというわけです。

身体障害者手帳もそうなんですが、基本的に肢体不自由は3歳くらいになってある程度障害が固定されてからじゃないと色んな申請はしにくいのかもしれません。

この辺も多分市町村に寄るんでしょうけど(^^;

とりあえず今回は無事申請書類を受け取ることができました!

早速医師に診断書作成依頼

実は本日主治医の定期受診だったので、特別児童扶養手当の診断書作成をお願いしてきました。

来月の受診時に受け取れるかな?と思っていましたが、今日その場でパパっと書いてくれました。

特別児童扶養手当は申請月の翌月から受給できるので、早めに診断書を書いてくれたのはとってもありがたかったです。

あくママ
主治医のこういうところがすごく好きなんですよね♡

ちなみに私はリハビリで通っている発達支援センターの医師ではなく、生まれた時からお世話になっている定期受診先の主治医にお願いしました。

どっちでも良いとのことなので、頼みやすい方に書いてもらいました(笑)

知的障害の申請は精神症状がメイン『目が離せないか』が重要

 

チラッと聞いた話では、知的障害での申請の場合は精神症状(自閉症や多動性障害など)が強い方が申請は通りやすいそうです。(噂レベルの話ですが…)

とにかく目が離せなくて大変!というのがポイントだそう。

書類の中に現症を申告するところがあるのですが、知能障害や発達障害関連症状などに加えて、問題行動の欄が20個以上、かなり細かくチェックできるようになっています。

あくちゃんはまだ1歳半にもなっていないので、例えばパニックや自傷などの精神症状はありません。

あったとしても小さすぎて異常かどうかが判断できず、強いこだわりや常同的行動も軽度(と言うかほぼ無い)なので、あまり申告できる現症はありませんでした。

多分1歳半でも、癇癪持ちだったり、感覚異常やあきらかな常同行動があったりするとチェック項目が増えて申請も通りやすいのかなと思います。

あくちゃん
でも嘘を書くわけにはいかないしね

というわけで結構ダメ元ではあるんですが、一応これで申請してみます。

でも、嘘のない範囲で書けるところは書いてくれたと思います。感謝です!!

その他の必要書類をお忘れなく♪

医師の診断書、認定請求書以外では、手当を受給する世帯主の口座情報、通帳のコピー、申請者の戸籍謄本と住民票が必要だそうです。

色々資料を集めなくちゃいけなくてそれなりには大変です。

特に戸籍謄本は本籍地まで取りに行かなきゃいけないので。。。

一般的には申請からひと月ほどで認定されたかどうかの連絡が来るそうですが、市町村によっても差はあるようです。

診断書作成に費用がいる場合がありますが、特別児童扶養手当の申請自体は何度もできるので私のようにダメ元で申請してみるのもありだと思います。

うちもそうですが、毎週リハビリに行ったり装具等買ったり、何かとお金がかかりますもんね。

あくママ
うちは発達支援センターが遠いので交通費が地味に痛いです(^^;



あくちゃんの場合、今回認められなかったらまた半年後、2歳になるころに再度申請しようと思っています。

2歳になる少し前に発達検査を受けて療育手帳を申請しようと思っているので、ちょうどいいかな?

もちろん今回の申請で認定されるのが一番ですが(^^;

また結果が来たらこちらでもお知らせ出来たらと思います。

 

 

>ソトス症候群

ソトス症候群

ソトス症候群は1~2万人に1人という発生率の遺伝子疾患で難病指定されています。 特異的な顔貌、発達の遅れ、知的障害が特徴で合併症もありますがどんな症状を持っているかは人それぞれ。身近で情報交換をすることが難しい障がいであるからこそ、全国のソトスちゃんの役に立つサイトになることを願っています。

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