脳の発達は3歳まで!手や指を使うおもちゃで知的障害児の脳を育てたい

指先の動きと脳の働きってすごく連動しているそうです。

あくちゃんも手を使った遊びをもっとしてほしいなぁと思っているので、色々なおもちゃを試しています。

こちらではオススメも紹介しますね(*^^*)

●手先が使える脳の発達を促すおもちゃを探している
●発達遅滞がある子でも遊べるおもちゃを知りたい

赤ちゃんの脳を鍛えるとは?手指の運動は脳の活性化につながる!

「手を動かして脳を鍛える」「指を使って脳を活性化させる」みたいな話聞いたことありませんか?

そういえば脳トレなんて言う言葉も一昔前に流行りましたね。

指体操とか、両手でジャンケンしたりするやつです。

 

テレビで良くやっていたのはバラエティ番組でタレントさんの脳年齢を計測したり、情報番組でお年寄りのリハビリを取り上げてたり…という感じが多かったかなと思うのですが、この「手・指」と「脳」の関係。

当然赤ちゃんでも同じことが言えるそうです。

むしろ、赤ちゃんの方が脳が発達途中だから刺激を吸収しやすいかも。

あくママ
これは、やるしかない!

子供の脳は急激に成長する3歳までが重要!3歳になったらほぼ大人と同じ脳のサイズになる

主治医に聞いた話ですが、子供の脳って3歳まではめまぐるしく成長するそうで、一生のうちでもっとも成長する時期なんですって。

3歳以降も成長はするけどぐんとゆっくりになるんだとか。

3歳ですでにほぼ大人の脳になるってことですね~。不思議。

 

でもその話を聞いたとき、いかに3歳までに色々な刺激を脳に与えてあげるかがとても重要だなと思いました。

正直ものごころつく前だし、覚えてもないから~という人もいますが、そういう問題ではありません(笑)

 

特に発達の遅れに加えて知的障害があるあくちゃんは、外部から積極的に機会を与えてあげないと脳を活性化させる刺激なんて自分では得ることができないし。

だから我が家はできるだけ外に連れ出すようにしているし、気候や体調を考慮して旅行なども多めに行っています(旅行は趣味なのもありますが笑)。

子供の脳は3歳までが最も成長し、3歳で大人とほぼ同じ大きさになる。

指先を使うおもちゃ選びのポイントは?

さて、前置きが長くなりましたが、今回紹介したいのは手指を使うおもちゃです!

おもちゃ屋さんで赤ちゃん用のおもちゃを探すとき、棚ごとに何ケ月向け~って書いてたりしますよね。

おもちゃのパッケージにも対象年齢が書いてあると思います。

しかし、あくちゃんはソトス症候群で発達の遅れと知的障害があるので、実際の月齢向けのおもちゃでは遊べません。

現在1歳3ヶ月ですが、リハビリで使ってるおもちゃは10ヶ月くらいの子が対象のものです。

私は子供におもちゃを与える時、発達年齢より少しだけレベルの高いおもちゃを与えるようにしています。(もちろん実年齢よりはずっと下ですよ)

あくちゃんの発達年齢は8ヶ月くらいなので、10ヶ月向けのおもちゃを与えてるというわけです。

ちなみに、自分の子どもの発達年齢(DQと言います)の目安を知る方法がありますので、後日ご紹介しますね^^

手指を使えるおすすめおもちゃ①まわしてくるくるサウンド

まわしてくるくるサウンド

では、レベルのカンタンなものから手を使って遊べるおもちゃをご紹介しようと思います。

まずはこちら。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ワンワンとうーたんのまわしてクルクルサウンド
価格:3999円(税込、送料別) (2020/6/22時点)

楽天で購入

 

まわしてくるくるサウンドです。

確か「好きなおもちゃランキング」の記事でもご紹介してたと思います。

 

ソトスちゃんの日常

ソトス症候群で知的障害がある息子(DQ60)の発達を促すおもちゃ、お気に入りのおもちゃをご紹介。プレゼントにもおすすめ。…

実際とても簡単なので遊びやすさから気に入ってるようです。

このおもちゃ、指というよりは手全体をつかって手前に引く動きで遊ぶことができます。

この「手を手前に引く動き」というのが、赤ちゃんが最初に習得する動きだそうで。

手をバシバシやってるうちにたまたまでも当たればおもちゃがくるくる回って光ったり音がするので簡単なのです。

 

おすわりの練習ついでに触らせています。

手を伸ばすってことは体幹を鍛えるためにも良いのでぜひお座り練習のお供におすすめです。

しかしこのおもちゃ、リハビリセンターにもあるし、結構最初に買う方多いかな?と思います。

おすすめおもちゃ②アンパンマンよくばりテーブル

アンパンマンよくばりテーブル

続いてはこちら。

 

「アンパンマンよくばりテーブル」と言う商品です。

これは最近まで遊ぶの難しかったんですが、このところ要領を得てきてちょこちょこ遊べるようになってきました。

1歳のお誕生日プレゼントとかに最適なおもちゃだと思います。

こちらのおもちゃ、色々遊びの要素がついてるのですが、簡単な順に並べると大まかにはこんな感じかと思います。

 

①ビーズを横にスライドさせてカチャカチャさせる

ビースを手で右左に動かせるようになっています。

一番手前にあって最も簡単に遊べるおもちゃのパーツになります。

 

②ダイヤルを回す/ボタンを押す/レバーを引く

あとでも書きますが、あくちゃんが最もハマっているおもちゃパーツです。

それぞれダイヤルを回したりボタンを押したりすると「バイキンマンだぞ~」みたいな音が鳴ります。

 

③鍵盤をたたいてアンパンマンのテーマ曲を演奏する

ピアノの鍵盤のようになっています。

どこを押してもアンパンマンのマーチをひいてるように順番に音が鳴るようになっているので誰でも簡単に演奏できます。

左下の音符のボタンを押すと鍵盤を押さなくても音楽が流れます。

 

④鍵を回してドアをあける

音符のボタンを押すとピンポーンと音が鳴ります。

赤い鍵を回してドアをガチャっと開けると「こんにちはー」とジャムおじさんが出てきます。

 

⑤時計、電話で遊ぶ

電話は取り外し遊ぶことができます。

プップッとなるボタンがついていたり、アンパンマンの顔がダイヤルになっていたりと子供が好きそうな要素が詰まってます。

時計は3歳半の娘がお勉強に使っています。

 

④と⑤は真似っこ遊びができるかにもよるので子によっては順番が逆になるかと思います。

しかし④⑤はどちらもかなり高度な遊びなのであくちゃんはまだまだできません。

こんな感じでレベルの低いものから高いものまですべてこのボード上に入ってるので長く遊べて良い商品だと思います。

発達年齢8ヶ月のあくちゃんの遊び方をご紹介

で、あくちゃんがハマっているのは②のダイヤルを回したり、レバーを引いたりする部分。

ボタンを押すのはまだ下手です。

先ほど引く動きは簡単と言いましたが、「押す」動きは難しいんですよね。

しかし重要なのは、「ダイヤルを回す→バイキンマンが動いて音がでる」などのルールをあくちゃんが理解して遊べているということ。

「ダイヤルを回せば音がでるんだ」と自分で考えて指を動かしているということです。

先ほどのまわしてくるくるサウンドのように手だけを使うのではダイヤルは回せないし、レバーも引けないので、指を使って遊んでいます。

これができるようになったころから、ボーロをつまんで食べられるようになってきたので、手自体もだいぶ発達してきたように感じます。

【回せば音が出る】などの仕組みを理解して遊べているかも重要

リハビリで使うときは立てて使うなど、使い勝手も◎

このよくばりテーブル、その名の通りテーブルの形をしているのですが、うちでは脚を取り外して使っています。

ボード部分を立てて使用することもできるので脚がない方がリハビリに取り入れやすいのです。

 

うちではこんな風に椅子に座ってのリハビリで目の前に立てて置いています。

腕を浮かしておもちゃに手を伸ばすことで、重心が左右に移動する中でバランスを取る練習をしています。

他にもうつ伏せのままでも遊べるので、何気ない時間でも手を使って遊ぶことができるのでお勧めです。

 

発達が遅れている子に対して、大人が「いつまでも赤ちゃんだなぁ~」みたいな気持ちで接していると、与えるおもちゃもオーボールとか歯固めとか口にれるだけのおもちゃになりがちです。

それは感覚を刺激するのには良いけど、脳を鍛えるという意味では手指の動きは積極的に取り入れていきたいな~と思っています。

どなたかの参考になれば。。。

それでは^^


 

>ソトス症候群

ソトス症候群

ソトス症候群は1~2万人に1人という発生率の遺伝子疾患で難病指定されています。 特異的な顔貌、発達の遅れ、知的障害が特徴で合併症もありますがどんな症状を持っているかは人それぞれ。身近で情報交換をすることが難しい障がいであるからこそ、全国のソトスちゃんの役に立つサイトになることを願っています。

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