エリザベスクッションの作り方と効果を紹介!体幹が弱い、ベビーカーでの姿勢が悪い赤ちゃんにおすすめ!

ソトス症候群と診断されて、最初に気になったのは側弯です。

というのも、あくちゃんはリハビリでお座りの姿勢を取らせたりベビーカーで座らせている時の姿勢が悪い!

ぐにゃっと倒れてしまいがちで、こういうところから側弯って進むのかなぁと不安だったので、せめてベビーカーでの姿勢だけでも補正しようとエリザベスクッションを作ってみました。

●体幹が弱かったり腰すわりが遅く、お座りの姿勢が悪いのが気になる
●ベビーカーでの座り姿勢が悪くて側弯が心配

体幹が弱くてお座りやベビーカーでの姿勢が悪い

ソトス症候群の息子あくちゃんは、まだ腰が据わっていないのでベビーカーなどでの移動時、姿勢が悪くなりがちです。

腰すわりが遅れている一方、ぐんぐん伸びる身長。

首座りがいまいちの時は頭がだらんと下がってきたり、結構長い間苦労しました。

あくママ
このままじゃ側弯が進んでしまうかも!どうしよう!

焦った私は脳性麻痺やダウン症などの腰座りが遅れている子がどういう風に真っすぐに姿勢を保持しているか調べました。

エリザベスクッションとは、乳幼児の姿勢をきれいに保持するアイテム

実物と寸法をご紹介

そこで発見したのが、エリザベスクッションです。

早速作ってみました。

手持ちのベビーカーに合わせて作りましたが、いい感じにぴったり!

一般的なエリザベスクッションより、あくちゃんの身長に合わせて全長を長くしています。

ベビーカーの座面がやや沈み込むデザインなので、長めに作ってちょうどよかったです。

ちなみに寸法はこちら(手書きのメモですいません)。

 

作製当時身長78cmくらいのあくちゃんにぴったりでした。

現在は84cmまで身長が伸びてしまったので小さくなりつつありますが…(笑)

カスタマイズ部分

あくちゃんはソトス症候群あるあるで(?)後頭部が出っ張っているのでヘッドレスト部分の真ん中は綿を抜いてぺたんこにしています。

他の方が作られているエリザベスクッションを色々見ると、ヘッドレストの両側をもっと大きく作っているものもありましたが、あくちゃんの場合首はもうだいぶしっかりしているのでドーナツ枕程度のくぼみ感で十分でした。

 

あくママ
この辺りも子供に合わせて変えられる部分としてとても良いですね。

ネットの寸法ではあくちゃんには小さかった

実は最初はネットで調べた寸法通りに作ってみたんですが、どう考えてもあくちゃんには小さかったので通っているリハビリセンターに寄付することになりました。

トップの画像ですが、比べてみるとだいぶサイズが違うのがわかると思います。

エリザベスクッションの使用感『長時間まっすぐ安定して座れる』

早速使ってみましたが、とにかく座った時のしっくり感が全然違う!

ベビーカーに座ると、頭が垂れてきたり背筋がぐにゃっと曲がってくることが多かったのに、長時間座っていてもきれいな姿勢のままで座れていたのが感動でした。

あくちゃん
全然姿勢が崩れないんだよ~!

長時間すわりっぱなしでも文句を言わなかったので本人も楽だったのかもしれません。

エリザベスクッションの使用前と後を比較してみました。

 

左がベビーカーに乗せて1時間程度ショッピングモールを買い物した後の様子です。

首が曲がって背筋も歪んでしまっています。

骨盤も前にずり落ちた感じになっているので、この状態になると頻繫に置きなおしていました。

右はクッションありで同じくらい散歩した後の姿勢です。

ちなみに一度も置きなおしてないのに真っすぐ。

座骨もしっかり立った状態で座れていてあくちゃん自身も楽そうです。

いつもは首が倒れてきてしまっていたのですが、クッションがあると最後までずっと首が真っすぐでした。

エリザベスクッションかなりおすすめ!一度作ってみて

全然違うのが伝わりましたでしょうか笑(^^)?

姿勢が悪いまま長時間座らせていたらソトスちゃんの天敵の側弯になってしまいます。

側弯って寝転んでる間はそこまで進まないけど、立ったり座ったりできるようになったのにゆがんだままの姿勢では背骨に負担がかかって曲がってしまうそうです。


キレイな姿勢をいかに保ってあげるかがとても大切です。

その子よって寸法が違うので親が自分で子供の体やベビーカーを測って作らなければならないのが若干大変ではありますが、効果はすごいのでやる価値ありです!

障害者手帳取得前でベビーカーやバウンサーで姿勢が気になるお子さんにはだれでも使えるものなので、ぜひ作ってみてください♡


 

>ソトス症候群

ソトス症候群

ソトス症候群は1~2万人に1人という発生率の遺伝子疾患で難病指定されています。 特異的な顔貌、発達の遅れ、知的障害が特徴で合併症もありますがどんな症状を持っているかは人それぞれ。身近で情報交換をすることが難しい障がいであるからこそ、全国のソトスちゃんの役に立つサイトになることを願っています。

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