ソトス症候群の特徴⑤低緊張(知的障害や自閉症など発達障害との関連は?)

今回もなかなか聞きなれない言葉【低緊張】です。

低緊張は筋肉の張りのことで、これが弱いと運動発達は遅れます。

あくちゃんはこの低緊張具合が結構重度なんじゃないかなぁと思っているんですが…(^^;

 

あくママ
それでは詳しく見てみましょう~
ソトス症候群について勉強中の方

低緊張(フロッピーインファント)とは?病気ではないの?

あんまり聞きなれない言葉ですが、ソトス症候群の赤ちゃんの特徴に「低緊張」があります。

別名ではフロッピーインファントとも言うそうです。

でもこれも子供がいない人は聞いたことのない言葉かもしれませんね。

筋肉の緊張が低いってことなのですが、筋肉の張りが弱く、ふにゃふにゃした感じの子のことです。

低緊張自体は病気ではなく、体質。もちろん何らかの疾患から来ていることもありますが、赤ちゃんの体質として良性の低緊張もあります。

あくちゃんの低緊張度合いは割と重め…とにかく筋力がない(泣)

おそらく程度は様々なので、ソトスちゃんでも運動発達が良い子の中には低緊張度合いが低い子もいると思います。

あくママ
しかし、あくちゃんはなかなかの低緊張BOY(笑)

 

生まれた時から何となく、ぐにゃぐにゃとした赤ちゃんでした。

そして、足の関節とかもなんか柔らかい感じ。縦抱っこしてもなかなか背筋が伸びず長い間寄りかかってきてました。腹筋も弱く、今現在1歳2ヶ月ですが、自分で自分の足を持つ【足つかみ】ができません。

 

しかし、低緊張度合いがもっと強い子は手首や足首を曲げた時手足の甲が腕や脚にぺちゃっとついたりするそうだけど、あくちゃんはそこまでではなく。

8ヶ月で台にもたれさせて立たせたら足を突っ張って立つことができたので、これでもマシな方なのかもしれません。

 

低緊張は発達遅滞の原因のひとつ。知的障害・自閉症との関連は?

低緊張の子は運動発達が遅れると言われています。

首座りから寝返り、ハイハイ、お座りとすべて遅れていくのですが、1年以上あくちゃんを育てて思うことは、いろんな要素が影響しあって発達って遅れてるのねってこと。

ソトスちゃんってうつ伏せ苦手な子が多いです。

あくちゃん
僕もうつ伏せ大っ嫌いでした!

低緊張で腹筋が足りず頭を持ち上げ続けるのがしんどいんだろうと思います。

あくママ
頭も普通より大きいし重いしね~(笑)

そして、うつ伏せ苦手な子はやりたくないので寝返りも遅れます。

さらにうつ伏せで手で体を支える経験が乏しいので当然ハイハイも遅れます。

腹筋や体幹を鍛える経験が少ないのでお座りも安定しづらいし。

あくママ
負の相乗効果って感じですね(^^;
●低緊張の子は首座りからすべての運動発達が遅れがち
●うつ伏せ嫌いの子多い
実は、知的障害と低緊張は関連性があるそうで、知的障害がある子は首座りからすべての発達が同じように遅れていくと言われています。
知的障害の子は低緊張な子が多いから、運動発達も同様に遅れていくってことですかね( ;∀;)
でも一方で、知的障害が重度でも運動発達は良好な子供もいて、色々なパターンがあるようです。

またネット上では低緊張と自閉症の関連性が噂されていますが、こちらの関連性はないとされています。

低緊張の子は怖がり&慎重派が多いという話も

さらに低緊張の子はバランスを取るのが下手なので、姿勢が崩れたり倒れたりするのを怖がって運動発達の獲得がゆっくりになることもあるそう。

結構このメンタルの部分は影響してるな~と思うことも多いです。

というのも、あくちゃん。

寝返りもズリバイもある日突然始めましたが、始めた途端、左右両側に寝返りができたし、ズリバイも数日でもりもり前進するようになったのです。

慎重な性格らしく、おおかた無事にできると確信しないと行動に移さないっぽいです(笑)

おかげでほとんどケガしないのはいいことですが、新しい姿勢はなんでも怖がっちゃって全然できません。

でも1歳を過ぎたころからだんだん身体がしっかりしてきました。

リハビリで筋トレ頑張ってる成果が出てきたかもしれません。(だといいな笑)

もともとソトス症候群の低緊張は成長とともに改善していくと言われているので、これからの運動発達が楽しみです。

それではまた♪


 

>ソトス症候群

ソトス症候群

ソトス症候群は1~2万人に1人という発生率の遺伝子疾患で難病指定されています。 特異的な顔貌、発達の遅れ、知的障害が特徴で合併症もありますがどんな症状を持っているかは人それぞれ。身近で情報交換をすることが難しい障がいであるからこそ、全国のソトスちゃんの役に立つサイトになることを願っています。

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