ソトス症候群の特徴③外反偏平足(つかまり立ちで足首が曲がってる!)

今回もソトス症候群の特徴の一つ、足の弱さについて書こうと思います。

個人差はあるけど、ソトス症候群の子は外反偏平足になりがちです。

聞きなれない言葉だと思うので、実際の足の写真も載せつつ紹介していきます。

ソトス症候群について勉強中の方

外反偏平足とは?立たせたときに足首が曲がってる気がする

 

あくママ
こちらもソトスあるあるです。今度は足のこと。

文献的なものにも時々記載がありますが、ソトスちゃんは外反偏平足の子が多いです。

そして、あくちゃんももれなく外反偏平足。

どんな足かというとこういう足です。

 

若干わかりにくいですが、写真のようにかかとの骨が内側に倒れこんでることを外反(足の裏が外側を向く)と言い、土踏まずが平らな足を偏平足と言います。

●外反=かかとの骨が内側に倒れて、足裏が外を向いている状態
●偏平足=土踏まずが平らな足のこと

外反偏平足だと何が困る?きれいに歩けるようになるか心配

外反偏平足の程度が重いと、歩行障害が出たり、歩けてもバランスがとりにくいなど歩行に支障が出ることがあると言われています。

あくちゃんの場合は特に右足の関節が緩く、外反偏平足も酷いです。

しかし、リハビリセンターのPTさんに相談したところ、1歳くらいの赤ちゃんは外反偏平足な子が多いのでそこまで気にしなくても良いとのこと。

あくママ
なんだ~意外とよくあるのかな?

これから歩くようになっても相変わらず改善してこなかったらやはり何かのフォローが必要って感じみたいです。

装具じゃなくても靴(ハイカットシューズ)でフォローできるらしい

脳性麻痺の子で足に痙性があったりして足首が硬い子なんかは短下肢装具という足の装具をつけることがありますね。

息子も最初は装具が必要かも?と言われていましたが、最近はインソールを靴の中に入れたり、ハイカットシューズを履いたりするくらいでフォローできるんじゃないかと言われています。

この辺りは個人差が大きそうなので、リハビリでしっかり相談するのが良いかと思います。

アシックスのハイカットシューズ(スクスク)が良いらしい

息子のリハビリは、つかまり立ちで股関節や足を鍛えることをメインに行っているのですが、そろそろ1歳も超えてきたのでハイカットシューズを導入してリハビリを行おうということになっています。

ハイカットシューズの中でもより足首まわりをがっちり支えてくれるものがアシックスから発売されています。

 

これ履いてる子、リハビリセンターでかなり見ます。

というか、リハビリしてる子が最初に勧められる靴ってたいがいこれかもしれない。

12cmから作られてて、あくちゃんはすでに足のサイズが12cm以上になっているので、時々リハビリセンターで借りて使っています。

まだ歩けないので、つかまり立ちの練習の時に履かせている程度ですが、実際歩くようになったらこの靴を外用にも買うと思います。

何が良いって、マジックテープがベルトの全面についているので足のサイズに合わせてきっちり隙間なく止められるんですよね。

リハビリ等に通っていなくても歩行が安定していない赤ちゃんが履くのにはとても良い靴なんじゃないかと思います。

息子はようやくズリバイをしている程度なので、まだまだ立つ経験が少ないです。

今外反偏平足になっている足がこれからどうなっていくのかしっかりフォローしていきたいと思っています。

また変化があればブログでもご報告しますね。


 

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ソトス症候群

ソトス症候群は1~2万人に1人という発生率の遺伝子疾患で難病指定されています。 特異的な顔貌、発達の遅れ、知的障害が特徴で合併症もありますがどんな症状を持っているかは人それぞれ。身近で情報交換をすることが難しい障がいであるからこそ、全国のソトスちゃんの役に立つサイトになることを願っています。

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