歩行器でのリハビリ進捗:動かなかった足が少し動かせるように

発達支援センターから歩行器をレンタルして、ちょうど20日が立ちました!

もともと発達支援センターでは歩行器に載せようといただけでギャン泣きしていたんですが、ちょっと変化があったので進捗報告します(*^^*)

●リハビリで歩行器使用しているお子さんのパパママ

歩行器リハ開始数日はやっぱり拒否&警戒心がすごい

歩行器レンタル当日の記事はこちら↓

 

ソトスちゃんの日常

先日外来リハでお世話になっている発達支援センターから歩行器をレンタルしてきました。 実は1歳頃から歩行器での歩行練習をし…

以前の記事にも描きましたが、あくちゃんはものすごく臆病な性格で、せっかくレンタルしたUFOウォーカーも、乗せるだけでグズグズと泣きだしてしまう状態でした。

 

 毎日朝の教育テレビを見せている間に歩行器に乗せると決めて、毎日のルーティンに組み込みましたが、だいたい3日目くらいまでは乗せてすぐ泣いていたかと思います。

正直やっぱりな~という感じで、嫌がって泣きだしたら早めに降ろしていました。

泣いたら降ろしてもらえる」と学習されるのも困った話なのですが、泣いているのに無理やり歩行器に乗せ続けて歩行器大っ嫌いになられても困るので(^^;


3日目まではそんな感じだったのですが、4日目の朝からなぜか【いないいないばあっ!】の15分間泣かずに乗ってくれるようになりました。

特にきっかけはなかったので、慣れたのかな?

こういうことがあると、嫌がられても諦めずに少しだけでも乗せてみておいて良かったと思います。

でもあれだけギャン泣き拒否してたのに、3日で慣れるって思ったよりはやいですよね(笑)

しばらくは乗ってるだけでOK:怖がる時はゆっくり進める

それから、1日ごとに乗っていられる時間が増えていきました。調子がいい時はなんと1時間近く歩行器に乗っていられることも♪


あくちゃんは歩行器に乗っているとはいえ、ほとんどぶら下がってるみたいな感じだったので、しんどくはなかったみたいです。

 

だらーんとぶら下がってる感じで足に力は全くなく、歩いたり進んだりする気配は全くありませんでした。


歩行器自体にはずいぶん慣れたみたいだし、正直動かしてみたい気持ちになりましたが、勝手に動くのがとにかく怖いあくちゃんなのでここは焦らず見守ることに。。。

自分から足を動かして進むようになるまでは、私は何もせずにあくちゃんの隣で洗濯干したりしながら過ごしてました。


レンタルして10日くらいすると、歩行器への拒否感はすっかりなくなって、毎日30分~1時間くらい歩行器に乗るというルーティンにも馴染んできました。

ある日急に足を動かして進むように!慣れが大事

しばらくはそんな感じで過ごしていましたが…

抵抗なく歩行器に乗ってくれるようになって数日後のある日、夫が歩行器の前に座ってあくちゃんにぬいぐるみを見せて遊んでいると、ぬいぐるみに手を伸ばしたあくちゃんがスーイと動いたんです(*’▽’)

これには私も夫もびっくりして、「今うごいたよね!?」とお互い確認していました(笑)

もちろん気のせいではなく、その後もおもちゃやぬいぐるみで誘ってみると、1歩2歩スーイスーイと進めるように(#^^#)


最初から前に進んでいるし、足もたどたどしいながら左右交互に動いてる!と嬉しい1日でした。

翌日からはすっかり慣れたみたいで、歩行器の前でおもちゃをちらつかせると、スイスイと進んで追いかけてくるようになりました。

今もだいたいリビングを2周くらいはできるようになっています。

最初は前に進むだけだったけど、今日は後ろにも進めるように。

そこまで積極的ではないのでおもちゃで誘わないといけませんが、ずいぶん歩行器を使いこなせるようになってきました。

慣れてくると脚の左右差(右足の麻痺っぽさ)が気になる

スイスイと進めるようになったら、足の左右差が気になるようになってきました。

最初の方はあまりに気ならなかったのに、気持ちにも余裕が出て早く進めるようになってくると左足ばっかりで歩行器を漕いでいるのです。

歩いているというよりは、まさに漕いでるって感じ。

左足ばっかりの時もあれば、両足の時もあるんですが、現在は左右交互に足を出して歩いているって言う感じではなくなっています。

あくちゃんは脳のダメージのせいなのかわかりませんが、もともと手足の動きに左右差があります。

手も足も左側の方がよく動くんです。(これはまた別記事で詳しく書きますね)


PTさんは、とにかく足を使って移動するという経験が大事だから、最初は左足ばかりで漕いでる感じでもいいよと言っていましたが、これから独歩に向けたあらゆる動きの中で特に足の左右差には悩まされそうな気がします。

苦手なこともあきらめずに取り組むこと

以上進捗報告でした!

今回はこの「苦手なことでもあきらめずに取り組むこと」が本当に大事だなぁと実感しました。

とくにあくちゃんの場合泣いちゃうから、もうやらせなくていいかって言う気持ちにもなるんですが、数分とか短い時間でも経験を積ませておいて良かったです。

まぁ今回は、慣れて来るのにそこまで時間がかからなかったから言えることですが(^^;

 

なかなか家でのリハビリも多くはできない中、歩行器がちゃんと使えるようになったのは私のメンタル的にも楽になったと言うか、負担が軽くなったような気分です。

一応この歩行器のレンタル期間は1ヶ月ということで12月上旬には返却予定なのですが、次に使いたい人がいなければ延長できるので、また変化があれば進捗報告しようと思います(^^)/

 


 

>ソトス症候群

ソトス症候群

ソトス症候群は1~2万人に1人という発生率の遺伝子疾患で難病指定されています。 特異的な顔貌、発達の遅れ、知的障害が特徴で合併症もありますがどんな症状を持っているかは人それぞれ。身近で情報交換をすることが難しい障がいであるからこそ、全国のソトスちゃんの役に立つサイトになることを願っています。

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