家庭でのリハビリはどんな感じ?1歳3ヶ月のリハビリメニュー

障害があったり疾患があったりして発達が遅れている子は、療育等でリハビリを行ってる子が多いと思いますが、我が子以外の子がどんなことやってるかって意外と知らないですよね。

あくちゃんはソトス症候群に加えて脳性麻痺も合併しているので、リハビリは結構スパルタです(^^)

本日はあくちゃんの日々のリハビリメニューを紹介します。

●他のソトスちゃんのリハビリの様子が知りたい
●家で行うリハビリの参考例が欲しい

脳性麻痺や発達障害など、みんなリハビリってどんなことしてる?

脳性麻痺や染色体異常、原因不明の発達遅滞など、様々な理由でリハビリやってる子がいると思います。

訪問リハビリだったり、療育施設や発達支援センターでのリハビリだったり、色々あると思うんですが、他の子がどんなリハビリやってるかって意外と知らないですよね。

私も気になって、リハビリの様子を公開してくれてるママさんのブログを読んでなるほど~と思っている一人です(^▽^)

ソトス症候群のあくちゃん(1歳3ヶ月)のリハビリメニュー

最近家でのリハビリメニューを書き出したのでこちらでも紹介しようと思います。

じゃじゃーん!!

 

ってほどでもないんですけどね(笑)

これ、2時間以上リハビリに時間取ってることになりますが、実際はこんなにできてないような気がします。

というのも、特にきつい②と④はすぐ嫌だよーー!と泣き出してしまうので、せいぜい10分~15分で切り上げちゃってて(^^;

でも最終的にはこれくらいスイスイ行うことが目標です!

あくちゃん
ママ…スパルタ…(泣)

リハビリメニューを5つ紹介します

①自主的リハビリ/坂道ズリバイ

あくちゃんは現在、部屋中を縦横無尽にズリバイで移動しています。

たいがいはママのところに寄って来たり、お気に入りのおもちゃのところに遊びに行ったりなのですが、

ただズリバイするだけじゃもったいないので、より付加のかかる運動を取り入れられないかなぁと考えてまして

部屋の中に坂道を設置しました。だいたい高さ10cm。

 

そして、上りきったところにお気に入りのおもちゃや絵本を常に置いておきます。

すると、なんと自主的に坂道を登っておもちゃを取りに行くのです。

正直、こんなにまんまとおもちゃにつられて坂道を上ってくれると思ってなかったのでびっくりしました(笑)

あくママ
おもちゃに興味が強いおかげでリハビリしやすいです

 

坂道を上らすことでとても良いのは、重心が後ろに行くために足の裏でしっかり床を蹴れるようになること。

普段のズリバイでは頭が大きくて重心が前に行きがちで、足が浮いてしまっているあくちゃん。

平地ではほとんど腕の力だけでズリバイしているので、坂道を上らすのは足を使う練習にとても効果的でした。

使ってる坂の部分は楽天で購入しました。

 

②つかまり立ちおもちゃ遊び

これは普段発達支援センターで主に行っているリハビリです。

 

うちではソファにおもちゃや絵本を置いて立たせていますが、あくちゃんは身長が高いのでそろそろソファでは高さが足りなくなってきました。

こちらのソファは高さ35cmなのですが、支援センターのリハビリでは50cmの台につかまらせて立たせています。

つかまる台が高い方が体を起こすことになり、前にもたれられないので難易度が高いのです。

目標は写真のように体を台から離して、もたれずに手だけでつかまり立ちすることです。

 

③椅子リハおもちゃ遊び

こちらはあくちゃんの得意メニューです。

椅子に座るのはなぜか結構上手なんですよね。

以前お寿司屋さんでお借りした子供椅子が腰すわり前の子にはだいぶ厳しそうな形の椅子(高さ調整するだけのほぼ座布団みたいなやつ)だったんですが、小一時間ほどなんなく座ってました。

 

リハビリ内容は先ほどつかまり立ちでも使っていたソファにおもちゃをおいて、高さ15cmほどの椅子に座って遊ばせています。

 

こんな風に高いところに手を伸ばすことで肘が浮き、重心移動が起こります。

重心が左右に移動する中で座るため、バランスを取る練習になっています。

おもちゃに伸ばす手は左右交互にできると理想的です(^^)

こちらも胸をソファにもたれさせて遊ぶのは割と簡単なので、最終的にはもたれないで遊べるようになることが目標です。

ちなみに座っている椅子はコーナンで天板と足を購入して作りました。

足の長さが選べるのでとても便利ですよ♪

 

④正座からソファ上り

最近追加したリハビリメニューです。

今回もソファにおもちゃを置いて誘います。

ソファと坂クッションは大活躍ですね(笑)

ソファの下に坂道クッションを設置してその上に正座で座らせると、ソファの上にあるおもちゃに気づくあくちゃん。

おもちゃを取ろうと頑張ってソファを上ります。

 

この姿勢!かなり足を踏ん張っています。

思えば、将来的にズリバイからつかまり立ちをするにしても、高いところに手をひっかけて、床に足裏をつけ直して踏ん張らなければ立てませんよね。

ズリバイなりハイハイでも最初は足の甲が床についてるはずですからね。

その足裏を床につけ直す練習のために正座からスタートしています。

このリハビリは結構しんどいらしく愚図る率高いです。

コツコツ練習あるのみですね(^^;

⑤引き起こし腹筋

こちらは3、4ヶ月の検診で首座り確認のために行う引き起こしに似た運動です。

コツがいる上に間違ったやり方をすると危険なので、すいません~!

割愛します(^^;

ゆっくり引き起こす&下すことで強制的に腹筋運動をさせてるイメージです。

これはそんなに時間がかからないので夫が行うこともあります。

リハビリは毎日コツコツ継続が大事

リハビリは毎日コツコツが大事ってわかってるんですけどね。

正直めんどくさいことも多々あり(笑)、あんまり「やらなきゃ!」って意気込み過ぎるとサボった時に罪悪感なので、ゆる~く行っています。

特に0歳代の小さい子とかだとうつ伏せにするだけで大泣きしちゃって、リハビリどころじゃないってこともあるんじゃないかな?

うちがまさにそうだったので(^^;

今でこそ結構リハビリらしいことしてますが、0歳台はほとんど効果のありそうなことはできませんでした。前もたれで座らせるくらい。

子供自身も伸びる時期と停滞する時期があります。

あんまり根詰め過ぎずライフワークみたいに遊びながらリハビリできると一番いいですね(^^)

うちもまだまだなので頑張ります!


 

 

>ソトス症候群

ソトス症候群

ソトス症候群は1~2万人に1人という発生率の遺伝子疾患で難病指定されています。 特異的な顔貌、発達の遅れ、知的障害が特徴で合併症もありますがどんな症状を持っているかは人それぞれ。身近で情報交換をすることが難しい障がいであるからこそ、全国のソトスちゃんの役に立つサイトになることを願っています。

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