じっと手を見る=自閉症?知的障害?長引くハンドリガードが心配

今回は普段のあくちゃんの少し気になるところをご紹介します。

こういう子は意外と多いのかな?上の娘には見られなかったし、わからないんですが。。。

 

1歳児の自閉傾向なんてわからないし、心配しだしたらキリがないんですが、どなたかの参考になれば(*^^*)

●子供がいつも手を見ていて(ハンドリガード)心配
●自閉傾向とハンドリガードの関連性が知りたい

長引くハンドリガード=自閉症の兆候?常同行動?

1歳になる少し前から再び手を見るように

1歳3ヶ月のあくちゃんなのですが、1歳になる少し前位から手をじーっと見つめる行為が増えてきました。

以前にも自閉症についての記事で書いたことがあります。

 

ソトスちゃんの日常

ソトス症候群をはじめ、遺伝子疾患や染色体異常の子で自閉症や発達障害を合併している子は多いです。息子も最近手もみなど気にな…

 

他にも片方の手でもう片方の手の指を引っ張ったり、手自体をくねくねしたり、手の平を表裏に返して眺めたり。

あくママ
まさに3ヶ月くらいの赤ちゃんがやってるハンドリガードそのものなんですけど!

ということで、気になったので深堀りして調べてみました。

そもそもハンドリガードとは?

簡単に言うと、2~3ヶ月の赤ちゃんが自分の手の存在に気づいて、手を掲げたり眺めたりする動作のことです。

こういうイメージです↓

 

ものすごく真剣に手を見ていますよね~。

あくちゃんも3ヶ月くらいの時期にゲンコツを顔の前に持って行ってじーっと見てた気がするのですが、今となっては気のせいだったかもしれません。

写真にも残っていなかったので、そんなにしていなかったんだと思います。

あくちゃんのハンドリガードが再発した時が1歳前なのですが、発達年齢は実年齢の半分くらいなので、当時の発達年齢は5、6ヶ月ということになります。

あくママ
もしかしてこっちが本当のハンドリガードだったのかも?

自閉症の症状という説

自閉症児に見られる常同行動として、体を揺らしたり奇声をあげたりすることがあるのですが、手を揉んだりいじったりというのも常同行動として見られることがあるそうです。

常同行動とは、一見意味のないように見える行動を繰り返し行うこと。

それをすることで落ち着いたり、何かを要求したりと理由は様々なようです。

ハンドリガードは自分の手の存在に気づき、ボディイメージを作るために行っているので、常同行動とは目的や理由が根本的に違います。

見分けるのは難しそうですが、手の発達段階の子で、興味深そうに手や指を見たり感触を確かめてるのはハンドリガードでいいんじゃないかなと個人的に思います。

そういえば、発達障害の子はハンドリガードをしないという説もありますよね(^^;

赤ちゃんがハンドリガートしなくなる時期

一般的にハンドリガードは6ヶ月ごろにはしなくなるそうです。

しかし、ふとした瞬間に手を見たり、指の動きに興味を持ったりということはよくあるので、6ヶ月過ぎてハンドリガードしていても異常ということはありません。

心配しすぎないでくださいね(^^)

もちろん、2歳、3歳になっても手ばっかり見ていたら気になりますが、自閉症なら言葉が遅れることがほとんどなので、それくらい大きくなったら別のところで診断できるはずだしね。

普通はハイハイしだしたらしなくなる=興味が外に向く

一般的にハイハイなどで色んな所に活動するようになったら、ハンドリガードや手遊びは寝る前など暇なときにしかしなくなるもののようです。

逆に言うと、ハイハイしだしてどこでも行けるようになったのに、人やおもちゃに興味なく手ばっかりで遊んでしまうようなら常同行動を疑うかもしれないとのこと。

ハンドリガードで手のイメージをつける→手を動かしておもちゃをつかむ/遊ぶという発達過程なので、ハイハイで移動して自分でおもちゃをつかんだりするようになれば自然と減ってくるんですね。

しかし、大きくなってたまに手を見ていても、自己の再認識をしているだけなのであまり心配いらないことが多いそうですよ。

1歳3ヶ月:知的障害があるあくちゃんの場合

冒頭でも書いたように、あくちゃんもふとした時にハンドリガードしています。

しかも結構な頻度でやっています(^^;

手を裏表に返して観察したり、少し指をにぎにぎしてるのを見ていることが多いです。

 

1ヶ月ほど前からズリバイで前に進むようになったのですが、目的地に向かって進んでるときや、絵本をめくったりおもちゃで遊んでるときはハンドリガードはしていません。

ゴロゴロ寝転んでいるときによくやっている気がします。

ずっとズリバイし続けるほどの体力がないのでゴロゴロしてる時間も結構長く、結果的に手遊びが多い気もします。

あくちゃんの場合はソトス症候群という遺伝子疾患があり、自閉症の合併率も高いので、ハンドリガードとは別にしても経過観察はしておきたいところですけどね。

一つ気になる点があったからって気にし過ぎないこと

これは本当に自分に言ってやりたい(笑)

私もすぐにネットや本で色々調べてしまうタイプなので、あくちゃんのちょっとした行動が気になったらすぐ「やっぱり自閉症?」なんて不安になってしまうのです。

ソトス症候群は自閉症の合併が多いという前情報があるからっていうのもあるけど…例えそうだとしても適切な時期にやるべきことをやるだけなんですけどね。

今回のハンドリガードも7ヶ月とか8ヶ月になっても続いてるお子さんのママは心配になるかもしれません。

ネットで調べたらすぐ発達障害というキーワード出てくるし。

でも、それ一つだけで自閉症や発達障害ということにはなりません。

ほぼ自分のために調べた情報ですが、参考になったら幸いです♡

>ソトス症候群

ソトス症候群

ソトス症候群は1~2万人に1人という発生率の遺伝子疾患で難病指定されています。 特異的な顔貌、発達の遅れ、知的障害が特徴で合併症もありますがどんな症状を持っているかは人それぞれ。身近で情報交換をすることが難しい障がいであるからこそ、全国のソトスちゃんの役に立つサイトになることを願っています。

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